こんにちは。
9月に介護タクシーの開業を目指し現在準備中の「介護タクシーてっちゃん」ウェブ・ブログ担当のさとみです。
前回に続いて今回も整理収納についてをテーマにしたいと思います。
前回は「なぜ片付かない?整理収納が上手くいかない原因は?」について書かせていただきました。
今回は整理収納の中でも一番大事な手順である、「整理」についてです。
本などでも収納法の方がメインになっていることもよくあるので、整理の手順を飛ばしてしまうこともあるかもしれませんが、楽に片付けられるようにするためには、必ず整理→収納の順番で進めていくことです!!
逆に整理ができれば、あとは収納スペースや使う人に合わせて適した収納法を当てはめていくと、片付けることが簡単にできるようになります。
整理するための5つのステップ
住まいの中には使っているもの(必要なもの)と使っていないもの(不必要なもの)があり、それが一緒になっていることがあります。そのためそれらを整理してから収納することで「もの」の指定席を決めます。指定席が決まることでさっと片付けることができるようになるのです。
そのための手順として上の画像の整理収納8つのステップがあるのですが、その内の1〜5までのステップが整理の手順になりますので今日はその5つのステップを紹介します。
整理の手順は次の5つのステップで考える。
- 所有の意味を考える
- モノの本質を考える
- 整理の狙いを明確にする
- 狙いからグループ分けする
- 使用頻度でさらにグループ化
1.所有の意味を考える
これはなぜ持っているのか、どんな目的で持つことにしたのかということを考えましょう。
いきなり作業を始めずに、まずはそれを持つべきなのか持たざるべきなのかを考えてみることが大切です。
2.モノの本質を考える
考えることが続きますが。(笑)
ものにはそれぞれ役割があると思います。その役割が果たせているのかどうか考えてみましょう。
例えると、食品などは食べる為にありますから、その場合傷んだものや期限切れのものは役割を果たせませんし、衣類ですと着ることで役割を果たせますが、いつ着たのかも思い出せないものないですか?
勿体無いとしまってものでも、本来の役割を果たせずにスペースばかり取ることになりかえって勿体ないのではないでしょうか?
収納するスペースには限りがありますから、本来の役割を果たせているのかどうかと言うことも整理するときの基準とすることができます。
3.整理の狙いを明確にする
「どうして整理収納をしたいのか?」を考えてみましょう。
人により生活スタイルや性格、考え方などが異なるため、各々で整理収納をする目的が違います。 その目的を明確にしないと整理収納はうまくいきません。
ものが多すぎて片付かないからものを減らしたい場合と、今あるものをそのままにもっと使いやすくしたいといった場合でもやるべきことが違うので、手順によってかける時間も変わってきます。
他にも、自分だけが使う場所なら自分を基準に整理していくといいですし、他の家族も使う場所ですと、使う人みんなの意見を聞きながら整理しないといけません。
自分がするから自分が決める!としたら、他の人にとって使いにくい事になり、片付けてくれなくなります。そうすると、結局自分にしわ寄せがくるので必ずそのものや場所を使う人に聞きながら、目的を決めて整理しましょう。
4.狙いからグループ分けする
ここで実際にものを取り出し、分けていきます。
取り出しながら生活する中で使うものを、どんな時に・どのように使っているかを考え分けていきます。現状で使っていないものは処分し、どうしても処分する決心かつかないものは一旦保留として分けておきましょう。
この時に先程でてきた整理の狙いが大事になってきます。
ものを減らしてすっきりとさせたい人はしっかりとものと向き合い使うものを厳選しなければなりませんし、今あるものはそのままに効率よく暮らしたい方なら、家事動線なども分析しながら、同じアイテムでまとめたり、一緒に使うものをまとめたりします。
5.使用頻度でさらにグループ化
先程分けたものをさらに使用頻度に分ける事は重要で、使用頻度の高いものをすぐに取れる位置に置く事で効率が良くなります。
その為に、あらかじめ使用頻度を6段階で分けておきます。
このような基準で分けることができたらいよいよ収納していく手順に入ります。
どうでしょうか?慣れるまでは、整理することは難しく感じたり疲れたりするかもしれません。
はじめにリビングなどのいろんな人が使う空間や、キッチンなどものが多い場所から始めると大変ですので、自分が使う引き出し一つや、お財布の中などの自分だけが使う小さな場所から練習してみてください^ ^
慣れてきたら、下駄箱にチャレンジしてみるのもオススメです!広めのシューズクローゼットにもなると難易度が上がるので話は別ですが(笑)
収納の手順となる残りの3つのステップについてはまた次回にお話しさせていただこうと思いますので、お待ちいただけたらなと思います。