こんにちは。
9月に介護タクシーの開業を目指し現在準備中の「介護タクシーてっちゃん」ウェブ・ブログ担当のさとみです。
今回も前回に引き続き整理収納についてです。
今回はいよいよ「収納」の手順についてになります。
前々回に書いた「なぜ片付かない?整理収納が上手くいかない原因は?」と、「片付け上手は整理上手!!いちばん重要なことは整理することなんです。」を合わせてご覧いただくとわかりやすいです^ ^
使いやすい収納 3つのステップ
では前回紹介した整理収納8つのステップのうち、収納の手順となるステップ6〜8についてお話しします。
6.収納を分析する
収納スペースには使いやすい場所・使いにくい場所があり、使いやすい順に、中・下・上(人によっては中・上・下の場合もあり)になります。
具体的言うと、中とは使う人の目線の高さから腰の辺りまでで、この高さだと身体的にも一番負担が掛かりにくい場所になります。
下は腰より下の場所で、上は目線より上の場所になります。
ポイントは、身長の高い人と低い人では目線の高さなどが変わるので使う人により使いやすい高さが変わってくることです。
また、収納スペースの使い方として、棚収納・引き出し収納・吊り下げ収納・箱による収納などがあります。
整理収納をする場所の収納スペースのどこが使いやすいのか、どういった使い方ができるのかを考え、寸法を図りそこのスペースに収納することができるサイズなども把握することで、使う人に合わせた収納をすることができるようになります。
7.グループと収納を重ねる
ステップ4・5で分けたグループを、ステップ6で分析した収納に当てはめていきます。
その時に常に使いやすい状態を意識して収納していきます。
ギリギリのスペースで収納してしまうと、出し入れの際につっかえたりしてしまい上手く片付かない原因となってしまいますので、余裕を持って収納することが重要となります。
収納する時は、補充や新しいものが増えることを想定し、8割程度の量にとどめておくことです。またその収納スペース以上に増やさず、スペース内に収まる量をキープすることを意識しましょう。
また、その場所で何をするか・何をしたいかも考えてみると、その場所に収納しておくといいものも見えてきます。
(例:届いた荷物を開けるために玄関にハサミを置いておく。玄関で開けないのでハサミが必要ない場合は置かなくてよい。)
そして整理の時に、使ってないけれどもどうしても手放すことができないものに関しては、1年間や、半年間などの期間を決めた上でダンボールなどに入れて表に決めた期限をかいておきます。
期限が来た時には中身を確認せずに手放しましょう。それでもできない時はまた期限を延ばして保管します。(使用頻度6ボックス)
整理収納をするからといって、なんでも処分してしまうと、ダイエットと同じでリバウンドしてしまうこともあります。もちろん、ある程度ものの量を減らさなければ片付けにくい場合も多いですが、処分しないと片付かない!と思い込んでしまうと整理収納することがモチベーションが下がり苦痛になってしまいます。
ですので、使用頻度6ボックスを上手く活用してください。
活用するポイントは、期限を必ず決めることと、処分するときのことを考えてまとめておくことです。(可燃ゴミ・不燃ゴミ・譲れるものなど)
複数の使用頻度6ボックスがある場合は家の中に点在させずに一箇所に収納しておくことです。
8.指定席の完成
ようやくそれぞれ収納するものの場所が決まったら、その指定席を維持・管理していくために、ラベリングをして戻しやすくします。
ラベリングをしておくことでどこに何があるのか?どこに戻せばいいのかを他の人とも共有することができます。
ラベリングする時は、使う人がわかるようにラベルを貼ることが大事です。
子供も使うものであればひらがなで書いたり、まだ文字が読めない場合は写真や、イラストを貼るのも効果的です。
指定席が完成してから実際に暮らして使いにくく感じる場合やイマイチ元に戻せないような時は、もういちど指定席を見直してみましょう。
また指定席は一度決めたらずっと固定されるわけではなく、生活の変化や家族の成長などの変化に合わせてその都度見直すことが必要となります。
遠回りをするような感じに思うかもしれませんが、きちんと整理の狙いを明確にしてグループ分けし、収納することで自分たちの住まいにあった整理収納ができ、格段に暮らしやすくなります。
収納だけに目を向けてしまうと整理収納の効果は得られませんので、一度チャレンジしてみてください!