こんにちは。
広島県呉市で介護タクシーの開業を目指し現在準備中の「介護タクシーてっちゃん」ウェブ・ブログ担当のさとみです。
さて、これから主人と共に二人三脚で始めようとしている「介護タクシー」は他にも「福祉タクシー」とも言われていたりしますが、これらのタクシーは一般のタクシーとは違い、健常者の方(自力で行動することができる元気な方)を乗せる事は出来ません。
では、どんな人が介護タクシーを利用できるのかを、簡単に説明しますと
・身体障がい者、けがや病気などで、公共交通機関を一人で利用できない方
・体調が悪いが、救急車を呼ぶ程度でもない方
いずれかの項目に当てはまる方と、その付き添いの方が乗っていただけます。
項目に当てはまる方でしたら用途は自由で、通院だけではなく冠婚葬祭やお買い物などのお出かけに利用していただくことができます。
次の項では、上記の3つについて詳しく説明をしていきたいと思います。
・要支援認定・要介護認定を受けている方
この認定を受けている方は、介護保険を利用されている方だと思います。介護保険を利用されていても、この介護タクシー(福祉タクシー)は介護保険を適用されませんので、お間違えのないようにしてください。
また、この認定を受けていても料金の割引等はありません。
上記の認定を受けていなくても利用することは可能ですが、基本的にこういった認定を受けなくても大丈夫な人は「一人で公共交通機関を利用できる方」の可能性もあります。
そうなると、介護タクシーを利用するメリットがなくなってくるので、一般のタクシーを利用されることをお勧めいたします。
・身体障がい者、けがや病気などで、公共交通機関を一人で利用できない方
身体障がい者の方は割引が発生する場合がありますので、障がい者手帳を持っておられましたら、最初にご提示ください。
身体障がい者の方で「電動車椅子」の方がおられましたら、あらかじめ電話の際にお伝えいただければと思います。
場合によっては、通常のフックだけでは弱い場合がありまして、確実に止めるベルトを用意させていただく場合もあります。
介護タクシーの利用で一番多いのは「病気」「骨折」で通院する方です。
こういった方でお一人で公共交通機関を利用できない方は、介助もさせていただきますので遠慮なくおっしゃってください。
また、ご自分で車椅子やストレッチャーをお持ちでない場合は、当社の器材を利用していただくことができますので電話での依頼の際にお伝えください。
・体調は悪いが、救急車を呼ぶほどでもないとき
もし、ご家族の体調が急に悪くなり、救急車か介護タクシーか迷った場合って困りますよね?
そういった場合でも電話で症状を聞いて、当社が「この人は救急車の方がいいかも」と思った時は、救急車をお勧めする場合があります。
ですから、まずは遠慮なく当社の介護タクシーに電話をいただければと思います。
まとめ
このように利用できる人が限定されているものの、介護タクシーを利用される対象の方からすると心強いのが介護タクシーてっちゃんです。
介護ヘルパーの研修を受けただけではなく、介護タクシー専用の研修を学び、テクニックだけでなく、本質的なところも学んでいるので、利用者様やそのご家族に安心していただけるように頑張っていきたいと思います。
移送のことでしたら、なんでもご相談ください。